デジャブ
過去の自分に憧れて、少しずつピアノを始めました。
記憶たどってだから、相変わらず楽譜はよめないのかな、、、
行き詰まりイライラもしながらだけど、、
私は何もいわないようにしてます。内心は私もイライラしてますが。。
離れちゃったから、仕方ないかあ…て思いながら。
今は勉強第一だから、目をつぶろう…て思いながら。
でも、ふと わかっちゃった。
ピアノも勉強も一緒だなて。
5歳からはじめたピアノと
10歳からはじめた受験勉強と、
わたしとあさひの立ち位置まるで、一緒じゃん。て。側から見たらそうだよ!てあからさまなんでしょうけど、、わたし今風呂入りながらふと、ふと気付いちゃったよ。
楽譜がいつまでたっても読めず、わたしが手取り足取り。一曲おえて、新たな曲をもらうと、まるではじめてピアノ始める子みたいに、また一からリセット。
泣きながら、怒りながら、喧嘩しながら、
それでも頑張ればできる!を証明するために。
続けることに意味があると。。
泣きながら頑張った分だけあさひのピアノは素晴らしかった。でも、なかなか次に繋がらない。
わたしの記憶には刻まれるし、わたしは感動の思い出が残るけど、、、それだけだ。
完成した砂のお城が流されちゃうように、、そんな気分。
同じくはじめた友達は、きっちり練習きっちり仕上げてた。きっちり。今その子と同じ塾に通ってる。
そしてクラスも数段上。
そうあの子はその時から負けず嫌いだし、きっちりこなしてた。
今のあさひは、ピアノが塾に変わっただけ。
自分で目標もってやるというけど、、
一人じゃなかなかできない。
わたしがあの頃と同じように隣にいても、さほどクラスが上がらなければ記憶の定着もホントにホントに一苦労。
毎日ピアノの練習と漢字を覚えるのも、わたしにしたら同じに思える。
きっと同じ原因なんだと思う。
わたしがもっと一人でやらせればよかったの?
いやいや、そしたらとっくにピアノはやめてたよ。
あの時と今…同じ。
わたしがああしろ、こうしろ何も言わなくなったら、、、
怖くてわたしが放って置けないだけ。
これを過保護というの?
わたしが信じてあげれないの?
ピアノの時代に、その素質に気づいてあげれてなかった。
ピアノだったから、、
なんでも頑張ればコツコツ努力すればできることをわかって欲しかったの。
ピアノじゃなくてもよかったのに。
わたしはまた同じ繰り返しの時間を過ごしてる。
あさひに対して。
あさひは報われるんだろうか。
とてもあさひに酷なことをさせてるんだろうか。
かといって、ただただ、なにもやらせないわけにもいかず、、。
砂のお城のような日々に、、
残るものはあるんだろうか。
戦いの日に武器も鎧もつけていくんだろうか。
どんな締めくくりを迎えるんだろう。
なんか、やる意味あるんだろうか。。
わからなくなってきた、、、
健気にがんばるあさひに
言ってはいけない一言が頭をよぎる。