モヤモヤの結論
一連のミラクルな出来事は、あさひにとってハッピーエンドで終わったけど、
聞けば聞くほど、考えれば考えるほど、
わたし的には腑に落ちないというか、、
あさひが、これでいいの!と言い張るから良しなんだけどね。
振り返りながら、ブログに吐き出してみて、
わたしはあることを思い出してしまった。
四年生の時に、発達診断を受けて、結果はグレーで、少し処理速度が遅いとか、片付けが苦手てか、、でもそれは男子あるあるなところもあって
結果的に明確な答えも出なかった。
ただ、状況判断をするというテストにおいて『皮肉』が理解出来なかった。
ある絵を見てテストするのだけど、、
散らかってる部屋にいる男の子に対してお母さんが、あなたは本当に片付けが上手でいい子ね!という。それについて男の子はどう思ったかを四択で答える。
あさひは、いい子ねと褒められて嬉しかったに〇。
答えは逆の意味。お母さんの嫌味に気づけなかったということ。言葉のまんまの意味を捉えてた。
あさひは、このお母さん意地悪だね、ちゃんと言わなきゃわかんないよともいってた。
先生が、小4だとこういうことには気づけてもいいはずと、、今後こういうことで、困ることが出てくるかもしれないと、、
その時はピンとこなかったけど、、。
今なら理解してるのだろうか??
もしかしたらこういうことなのかもしれないと、
今気付いてしまった。
人の気持ちの裏を読めないというか、
りょうちゃんが懸念してた、あまりにもあさひがずる賢くないから世の中渡っていけるのかの心配。
ああ、やっぱりあるのかもしれない。あるのだな。
だとしたら、、、本当に毎日あさひは頑張ってる。
だから、言っても言っても、ノートの字は汚いし、相変わらず一冊に算数と理科がごっちゃになったり、集中はとぎれるし、
だから、先生が金曜2時間目といったらそれ以前の根回しなんて想像もつかなかったというのも腑に落ちる。
こんなに一生懸命日々やってるのに、あまりできていないのも、このせいなのかな?とか
そもそも読解力に問題があるのでは?
でもきっとこの特性のおかげで嫌なことも忘れるのだなとか、
覚えててほしいことも抜けちゃうけどとか、
だからニコニコしていられるのだなとか、
こんなにガミガミ言われても1日の終わりにはママ一緒に寝よと可愛いことを言うのだなとか、、
だから、根本が幼いんだな。
あの時はお断りしたけど、薬を飲めば違うんだろうか、あさひは楽になるんだろうか、、
ほんとのとこ、あさひはどう思ってるんだろう。
生きづらさを感じてはいないのだろうか。
これは単なる社会に生きてく上で誰もが通るあるあるなんだろうか?
わたしが敏感にあれこれ考えちゃうだけなんだろうか?
どんどん大人になるにつれて、子供のことなんて、
わからないことだらけだ。わからないから不安だしあれこれヤキモキする。100を知ることなんてもうあり得ないし、本当かどうかもわからない。
あさひが社会に出ている証なのだから。
親はモヤモヤするばかり。
あと半年乗り切ってほしい。
薬があれば、少し楽に乗り越えられるのかな。
薬を飲んで、症状が落ち着いても完治はしないのだ。結局はコレとうまく付き合うしかないわけで。
わたしは気付いてしまったけど、
あさひは気付いてないのだからこのまま行くしかないのかとも思ってみたり。
結局、この一件は面白おかしかったのだけど、
わたしにはモヤモヤだけが残った。
全て、わたしの考えすぎなんだろうか。