you are my sunshine

3人と1匹との大切な時間。ワタシのための記憶メモ。

わたしがしてあげられることとは?

流れに任せようと決めてから、まだ一週間もたたないが、わたしの心は津波のように押し寄せる。

またいつかのように、ネットで調べたり、2年前の手帳を探したり、ブックオフに売ったはずのそれらに関する本を買い漁ったり、、わたしは穏やかではいられなかった。

流れに身を任せてなんていられるかって具合に。

今できることをしたい

今何をすべきなのかを知りたい

と。

 

そう思ったらやっとヒットした。

そこはあさひが赤ちゃんの頃何度かお世話になった小児科で、新たな外来診療が増えてた。

そして、まずはわたしが相談という形でいくことになった。でも、治療するのであれば、必ず本人が必要になりますと、そりゃそうだ。

告知の件も含めて、行ってみよう。

行ってスッキリするのか、さらに泥沼にはまるのか怖いけど。。

 

2年前の手帳に、その時受けたwisc VIの結果のメモが出てきた。四項目のうち、いちばん大きい数字と小さな数字の差が15以上あくと、そこには凸凹があるということ。

あさひはぴったり15だった。

だから極めてグレーという判断。

いちばん低かったのは処理速度が遅いということだった。苦手とするのは片付けや整理整頓。とっさの判断ができないとか、計画たててもこなせないとか、集中にかけるというか、、そのとおり。

あれから、この差はどうなっただろう。

 

あの時は、薬を断り様子見ますと帰り、、

学校生活もみてても、、まあ、小4男子アルアルだったかなと思うくらいにわたしも思えて、、

そのまま2年経過。

今回のをきっかけに改めて調べて思い返すと、

ほぼほぼ黒に近いグレーじゃんかとある意味確信した気がする。

同年齢の3分の2程度の発育らしいから、高学年になるほど、気づくパターンも多いのだとか。

まさにそれだなと。

 

塾に通うおかげで、勉強もできるようになった分、

わたしからの叱咤激励も増えた。

塾のやることが多すぎて、私が整理整頓してるけど、本当に1人じゃちっともこなせない。

かれこれ3年目の塾生活なのに、やるべきことがこなせない、言われなきゃできない。

相変わらず字は汚い。ひらがな多め。

毎日いってることなのに。

未だに  てにをは  を間違えるし、

計算も未だに四則計算の順番をど忘れするという勿体無いケアレスミス連発。

あんなに遊ばずやってるのに、やってもやってもできないのが可愛そすぎる。

基本プリントはぐちゃぐちゃ。

男子の親はうちもそうよというだろうが、、

違う気がする。生活の身だしなみもきちんとできない。毎日のように、歯磨きしなと言わなきゃしないし、、ギリギリまで出かける気配がないくらいあさひの時間を取り巻くアフタヌーンティーモード。

で、慌てて出てくから結局慌てる。忘れ物する。

色々調べると、人より体幹が弱く、常に痛い、かゆいとあちこち体の不調を訴えるとかもあった。

赤ちゃんの頃から誰かにもたれて座ってたからとおもってたけど、、未だにそうで。手を繋いできては体重をかけられる。

なんか色々思い当たります。

 

それがゆえのいいとこだってもちろんある。

幼いがゆえのピュアな感性。

いつもニコニコしてる。

いつまでも可愛い。

発想がユニークな意見をする。

怖いもの知らず。

正義感がある。行動力がある。

いざという時本番に強い。

 

これらは特性のメリットで、あさひもかなりあてはまる。愛すべき個性なのだ。

 

デメリットは、コツコツ努力が苦手。

だから漢字や計算が苦手。

注意散漫、上の空。

相手の気持ちが読みづらい。

片付け、整理整頓できない。

やるべきことはわかるのにできない。

時間の概念がないから後回し。

物を探せない。

毎日電気はつけっぱなし、鉛筆落ちても拾わない、

とにかく、、っぱなしなのだ。

勉強するけど、急に関係のない話はじめるし、

関係ない本とか読み出すし、

まるっきり危機感も緊張感もない。

りょうは、最大の武器だというけど、

いやあ、この時期そろそろ焦ってもらわないと。

 

などなどだ。

 

薬、、薬の良し悪しはわからない。

効く人もいれば、そうでもなかったり、

副作用も心配だし、

なくてもやっていける程度とも今は思うし、

 

ただ、、黒に近いグレーだと気づいた以上、

知らなくてはいけないのだと思った。

薬は怖い、確かにね。

そりゃ飲みたくないよ。

でもやっぱり、風邪引いたら風邪薬のむじゃん!

血圧高いと、下げる薬のむじゃん!

それと一緒なんだよね。

あさひはまだ決められなくて、親が決める年齢だから、

親の偏った意見で、薬は怖いから飲ませないと決めたくない。

今は、あさひがまだ小学生で近くの公立で、親の目が行き届くけど、、実はあさひがなんとも言い難い得体の知れないモヤモヤを抱えてて、、

それで改善できるならのみたいとおもうかもしれない。

インフルエンザの注射だって打ったし、副作用で入院して、ステロイドだって点滴した時期も少しある。苦しいから病院にいくんだ。

 

最初から、無視して飲ませないと決め込むのは傲慢な気がした。

豚肉を食べないどこかの宗教と一緒。

もちろんリスクはある。

リスクを負ってでも必要なときもある。

それが今なのかは、見極める必要はあるけど。

 

受験をさせて、良かったと思うし、

そのことで不器用なあさひが首絞めてるところも大いにある。

受験しなかったら、まだ多分気づかなかっただろうな。この苦しみも、悩みも。

ゲームばっかりして、今時の小6で、

怒られながら、あばれないあばれはっちゃくのように楽しく小学生を生きてたかもしれない。

まあ、想像もつかないほど、かけ離れた生活なので。

 

病院の予約がとれなくて、みつけたサプリを頼んでたのが昨日届いた。

最近になってようやく錠剤がのめるようになったのもあって薬の選択肢がふえたのもある。

昨日から飲み始めた。

これなあに?というから、

受験生色々大変だからさ、栄養偏らないようにだとか、、ビタミンとか、疲れを取るとか、そういうサプリだよ!とざっくり説明。

まあ悪くはなさそうで、お試しだけどもちろん高い。

1回分ずつ梱包され、いかにも高そうな箱。

それをみたあさひは、高そうだね、もう次はいらないからね、、と。

アルファベットがイマイチ読めなくて、よかったけど、箱におっきくDr.Dekisugiとかかれてます。

ちなみに出木杉くんになってほしいわけじゃないです。

でも、怪しすぎますよね?よめなくてよかった。隠そうと。

 

とにかく、、どんなあさひだろうが、可愛くて大事でかけがえのない素晴らしい子で。

どちらかというと、父親はさらにおかしいし、母親だって、んー片付けられない、、

だから、なるべくしてあさひが持ってる遺伝子で、申し訳ないというか、一家揃って凸凹家族は間違い無いんです。

だから、あさひを否定してないし、むしろ愛すべき個性な訳で、、

ただやはり心配なのは、体はもちろんのこと、だんだん手が離れていくことの、今までしてきたことのフォローに代わるものが薬なんだとしたら、それはありなのかなという結論。

不器用ですからと高倉健のように生きてくには、時代の流れが行き過ぎてると思うのです。

あさひがカメで、周りがうさぎで、、やっぱり見える世界が違うと思う。うさぎは、昼寝する余裕もあるけど、カメは休む暇なく地面みてるのかも。

そしてそこには童話のような逆転劇はないのかも。

そんなとき、損ばかりして辛い気持ちを背負わないように。

 

なにがいいのか、、。

色々あれこれ考えて、、私の頭もキャパオーバー。

とにかく確かな情報収集。

受験も、薬も。

わたしにはそれしかできない。