修学旅行前夜。
夏期講習始まりました。
15時から21時。
2日間頑張ったら、3,4日はお休みして、
あさひの待ち望んだ修学旅行!日光へ。。。
なんだかんだ22時に帰って腹ペコだけど、軽めに食べて、早めに寝かせた、と言ってももう23時。。明日は早いのに。そして私も5時起きだ!
昨年10月の川場移動教室の失敗のトラウマ、、、と言っても
トラウマになってるのは私だけだが。。
今でも忘れられない、、、初めての移動教室。班長だから一杯一杯だったの❓
いやいや、それでもパンツくらい変えられるでしょうが!と
まさかの三日パンツ、大ショックです。
リュックには脱ぎっぱなしのズボンが丸めて入ってたり、その奥底に手つかずのおニューのパンツたち。。
初日のズボンの下に埋もれて探せなかったんだね、見えなかったんだね。。
そして、その対策をどうすべきか、、
しおりを見ながら考えました。私。
だって、整理整頓ものを見つけるのすごい苦手なんでしょ。
6年間身の回りの整理整頓できないと通知表に書かれてますし。。
フォローするって決めたし。。
どのタイミングでお風呂なのかとか、その後のスケジュールも含め、、、
こんなにも子供のしおりを熟読するママいますか❓ってくらい。
まぁ、同じ悩みを持つママはやるんだろうな。。きっと。
でも、やはり6年だからさ、できてほしいよね。本当は。
で、考えた末。
一日目、お風呂&キャンプファイヤーセット
二日目、お風呂&肝試しセット
三日目セット。
パジャマセット。
それぞれにパンツとタンクトップセットをつけて、
予備に長袖パーカーと予備の服、
とにかく、予備の予備、、意味わかんない。
それらをセットごとにジップロックにまとめ、
脱いだものはこれに入れ、ジップロックする。。
何度も説明しました。
おかげですんごいかさばって、誰よりも荷物がでかい。
どうせぐしゃぐしゃに入れてくることを見越して大きめのレスポのボストンバッグ。
見送りに行ったら、みんなコンパクトでさ。
いやぁ、これちゃんとまたコンパクトにまとめられんの❓って思うけど。
できるんだろうね。。きっと。みんなは。
パンツ対策はバッチリなはず!
ただ予備が多すぎて、いろいろ忘れ物してないかが今度は不安だけど、
パンツ変えないよりいいかって。
最後のお土産用のお小遣いの封筒を事前に学校に預けるんだけど、w先生の計らいで
中にお手紙をの入れておきました。
きっとお母さんからのお手紙喜びますよって。
大したことは書いてないけど、最後にパンツマーク書いておきました。
それにしてもまたしても、今回班長に。
二日目の朝会の司会をしたり、最終日、学校に帰ってから終わりの会を締めくくるそうです。あさひが。。
そういうのは張り切るんだよね。
とにかく2泊3日いろんなこと忘れて楽しんでほしいな。
フォークダンスも肝試しも、、いっぱいいっぱい。
台風も近づいてるようで、晴れ男あさひ、、最終日までなんとか無事に帰ってきますように。
(追記)そして26日。7時前に家を出ました。行ってらっしゃい。洋服セレクトは本人です。なぜか、豚。笑
サッカーボールとすずめ
あさひの予告通り、ゲームは1学期が終わる数日前にやめた。
その代わり、またLineグループに入ったりしてたけど、、、
修学旅行も近いし、ゲームもないし、時間だけ決めて良しとした。
ゲームをやめる代わりに、、
サッカーボールをほしいと言い出した。
最近、ゲームの代わりに外に行くことも増えたし、サッカーも好きだし、
たまにボール蹴りに行きたいと。。。
内心、今更かよ❓て思ったけど、ボールを見に行ったよ。
小6受験生がサッカーボールを買う。。
夏休み入って、毎日ボールを持って、ちょっと行ってくると出かける。
ただこの猛暑。。15分くらいで真っ赤になって帰ってくるし、
今日も誰もいなかったと。。そりゃそうだ。みんな塾だし、合宿だし、
何よりこの暑さだ。。。
2日目くらいの一人自主練のあさひの元に、よちよちまだ飛べないすずめが近づいてきた。
私はくりぃむの散歩を終えて、公園に見に行った矢先のこと。
ちゅんちゅんはねてるすずめはまだクチバシも黄色く毛も若干ぼそぼそで飛ぶ気配がない。公園の脇の水はけの穴の幅にスポッと落ちそうになったところを見かねて、あさひが救い上げた。
どうしよう。ちっちゃい。飛べない。。こまった。
すぐに近くの動物病院に電話すると、
あぁ、、法律的に野鳥は触っても保護してもいけないんですよ。
かわいそうだけど、自然淘汰というか、、、と困った様子で
こちらではどうすることもできません。と言われた。
私は知らなくって、、あさひは塾でいろんな保護法だとかを学んだらしく知ってたみたいで、人間の匂いがつくと親も餌をあげなくなるとか、、それだけで、感心しちゃったんだけど、でも、落ちちゃうのを見てられなかったと落ちたら、どっちにしても助けてたと。。そりゃそーか。
そんな時、おまわりさんが通りかかって、、
あさひは、すかさず、声をかける。
すみません。
すずめが落ちてて、、、どうしたらいいですか❓
あさひの手のひらには小さなスズメ。。
おまわりさん、、、本当はね、触っちゃダメなんだよ。。
警察も対応できないと言って去って行った。
くりぃむがいるから、もちろん飼えないし、育てられない。。
ここは猫が多いから置いてけない。。確かに。
切り株に置いてみたけど、全然飛ぶ気配なく、なぜかちゅんちゅんとその子は木に登っていくのだ。。そして、またポテッと落ちる。なんて不器用な。。
あさひも、その子も動けない。。
この子があさひだったら、ママは置いてく❓と究極の選択を迫られた。。
いやいやいや、、、なんじゃそりゃ。。
しばらく時間が経った。
道路に出たら車にひかれる。
このままだと猫の餌食になる。
水はけに落ちる。。
どちらにしても時間の問題か、、この結末を落とし所をどうしようかぁと思ってた矢先、ちゅんちゅんとその子は草むらに入って行った。
あさひはそれを見て、ここなら大丈夫かも!この辺はミミズがいるし、すぐに道路に出れないし、、うん、ここならだいじょうぶかも、、、、。
そうして、やっと家に帰れた。
そう、大丈夫と信じよう。
何より自分から草むらに旅立ったのだと。
どうか無事でいますように、、、。
翌日、朝、また一人ボールを持って出かけた。
今日は午後から夏期講習が始まる。ついに。
公園に出かけてしばらくして、あさひから電話。
あの子が飛んできたよ。
仲間と一緒にいたと。
絶対あの子だ。
だって、クチバシは黄色くて飛び方が下手で、ネットに捕まったら、ちゅんちゅんと登って行った!と。
そっかぁ。あさひがその子だ!というから、その子なんだろう。。
よかった。
飛べたんだ!
持ち帰らなくて、よかったし、
このタイミングで再会できてよかった。。
これでケリがついて。
気持ち良く午後から頑張れるだろう。。
↑ここ
あさひからおくられてきた。
一期一会
ついに夏休み突入。
あっという間の1学期が終わってしまった。
1学期最後のお楽しみ会は、一時間目は体育館を借りて遊びまくる。
二時間目は理科の準備室を貸切で怪談話大会。。
(子供達のリクエストで怖さを盛り上げるために場所は理科室。骸骨とかあるから❔)
先生の怖い話が、本気の怖さだったらしく(脅かし系のやつね。)、泣き出す子もいたり、、今後の移動教室の肝試しにも拍車をかけたようだ。
でも、本当にこの先生のおかげであさひはいつも以上に楽しい学校生活を送れてるようで、本当に最後の一年を受験時代で乗り越えるあさひにとってはありがたき存在。
今年から転任してきた担任は、始業式初日に子供達の前でバク転して見せたり、プールの授業は一番やっちゃいけないと言われるバク転しながらの飛び込み。。
今年の猛暑の中、学校からのクーラー節電しろという事件の時も、
僕暑いんで、ガンガンつけちゃってます。。と笑っていたこと。
授業前の算数の小テストはタイムを計りながら一緒になって解き、競い合う。
体育の時間は、今時見かけない、綱登りを一人だけてっぺんまで登れたり、
とにかく子供と一緒にやってくれるのだ。
毎朝、授業の前に子供達に推奨してる筋トレはかかさないし、
授業参観の道徳の時間には、熱がこもって涙をこらえる場面もあったり、
みんな先生が大好きらしい。
小学校の時に大嫌いな先生がいて、その先生の逆をいってると子供達に話してたようで。。ピーターパンのような先生。
あさひの先生への憧れ度もマックスである。こんな先生になりたい。
先生は毎日楽しいことを考えてくれる。
僕も楽しい学校を作りたいから、やっぱり後期も代表委員やると言い出すし、、
いやいや、本当にマジで後半は自分のために頑張る時間に充てようよと思うけれど。。
夏休み入って三日も経たないうちに、ああ、w先生に会いたいなーともらすほど。
ここから、苦難の半年に向かっていく中で、学校でのひと時が、w先生のおかげで癒しになってくれればなー。。卒業まで、盛り上げていってほしいなー。
私も学生生活の中で、唯一大好きだった先生は小学校低学年の時の女の先生でした。
昭和だったから、好きなものは沢田研二とタバコとコーヒーて学級新聞に書いてしまうそんな時代だったけど、その先生の創意工夫は大好きでした。私もその先生が大好きで先生に憧れた時期もあったし、何より、書いたり、考えたり、物を作るのがより好きになった。
一生で一人でもそういう恩師と思える先生に出会えるって宝です。
だから、今あさひにとっての一期一会そういう出会いであるといいなー。
きっと一生忘れない。
重い。
6月マンスリー、7月組分けテストと、
毎週のようにテストがあり、
なんとか最下位脱出できました。
組分けで、それを逃れられたのは初めてで。
夏期講習へのモチベーションも本人的にアップです。
最下位を逃れたから、水曜と週末ゲーム取り上げ🎮もズルズル見送りに、、でも、あさひ自身夏期講習3日前にはやめる宣言をしてるので、信じて待ってみようと思う。
昨日の土特では、ぶっちぎり1位を更新で、そこも上がれるかも!と。平常より毎回土特が取れるのはなんでだろ、、あさひのサタデーミラクル巻き起こってます。
そして、いよいよ、噂の〝電話帳〟とやらを購入。
ずっしり、重い。いつもの重たいリュックが尋常もなく重い。これを背負って修行のように帰ってきた。
自立できるほどの分厚さ。
ひょっこりはんができるほどに。
最新過去問全集。
この夏の課題。
このずっしりは、受験生の夏のリアルな重み。
りょうちゃん出動で地味にせっせとコピー担当してもらいます。
やるべきことはたくさん。
あと二週間で夏休みに突入だけど、
いよいよ身が引き締まる思いです。私がね。
僕は。
小児科にの神経外来に行ってきました。私が。
病室を出た頃には一時間半も過ぎてた。
2年前の検査の結果と今までに至る経緯と、、赤ちゃんの頃までさかのぼって、
とにかくほぼ全て話しきった。
遡れば、赤ちゃんの頃は、いくら練習してもハイハイしてくれなくて、
1才になる直前にいきなり歩き始めたり、
1才4ヶ月には単語で話し始め、
1才10ヶ月には40ピースものパズルを完成させ、、正直親バカだけど、
天才かと思ってましたと。
そこからワールドファミリー(英語)を始めたり、、
2才3ヶ月には胎内記憶を話してくれた。。
先生は色々早いですね、、と大きなうなづく。
そう、あの頃は本当に天才かと思って、、
だんだん成長とともに、大きくなるのが嬉しくもあり、切なくもあり、
早くに一人っ子決定だったから余計に、神様早く大人にさせないでと思った時期もあったな。
ところがあのスピード感はいづこ。
今はゆっくりゆっくりみたいです。
私が神様にお願いしたからかな。。。
結論から言うと。。
私の話を聞く限り、お子さんは限りなくadhdの要素はあるということだ。
ただ、小学校高学年で同じような悩みを持つ親子が数人来て、薬を処方して、
吐き気や頭痛や副作用に耐えられず、結局はやめてく人が多い。
だから、困っていてもその程度ってことです、、と。
本当に困ってたらやめない。。
中学、高校で、もっと自立しなければならなくなり、その時に今と本人が変わらなくて、今よりもっと困ることが増えてからでも治療は遅くないし、実際中高生で治療をされてる人は多いんだとか。
今この受験半年前というタイミングは違うと。。
そして、話を聞く限り、要素はあっても、薬を飲むほどではないと。。
他害自傷をしない限り、薬は必要ないと。。
そうか、限りなくそれに所属はするけど、やりようがない。
目に見える障害でもないから、やはりこの世界を自力で行くしかないと。
なんとなく踏ん切りがついて。
私は、いつも、フォローすべきなのか、、、
私がフォローするからできないのか、、
優しくしたし、厳しくしたり
葛藤に揺れていたのだけど、、
お母さん、成長はゆっくりだけど、ちょっとずつ成長はしてます。
そして、フォローをしてあげてください。と。
サピにいることも、、(たとえ下位でも)すごい頑張ってるんですよ。
続けてるだけ、えらいと。
そう言われて、ホッとした。
フォローしてあげていいんだ。
フォローしてあげなきゃいけないんだ。。
帰って、りょうに話すと、、
そうか、その程度ってことだよ。
まぁ、黒だとは思うけど、、黒でも、白でも、グレーでも
なんだっていいんだよ。
あさひはそれをカバーできるくらいの才能があるから大丈夫だと。
個性があるのがすごい強みだし、俺にはないいいものをいっぱい持ってると。
りょうは紛れもない超個性派なのだけど、この人のこういう時の言葉はぐっとくる。
才能、、、か。
個性、特性、才能。。
普通、、普通てなんだ?なんなんだ?
もちろん個性的バンザイなのだけど、いつからか、
私が『特性』という言葉に敏感になってた。
そっか、才能か。才能があるんだ。素敵な言葉。。
私って単純。
半分、黒❓半分、グレー❓
結局は、私があさひの全てを受け入れていなかったんだ。。
りょうのいうとおり、
どっちだっていいことだったんだ。
あさひはあさひなのだから。。
どうしてこんな簡単な答えをだせなかったんだろ
今朝。
半分、青いを見て、、
めちゃめちゃ泣けた。
僕は、遅いかもしれない。でも 走ろうと思う。
僕は、悲しいかもしれない。でも 隠そうと思う。
僕は、負けるかもしれない。でも 戦おうと思う。
僕は、弱虫かもしれない。でも 強くなろうと思う。
人生は、過酷かもしれない。でも 夢見ようと思う。
翼は、折れたかもしれない。でも 明日へ飛ぼうと思う。
僕は、きみの望むような僕じゃないかもしれない。
でも きみの きみの心の火が消えそうな時は
そっとこの手をかざそう。いつまでも かざそう。
谷川俊太郎さんの詩のようです。
素敵です。
この心配性な私も、いっぱいいっぱい巡り巡って、気づかされることが多く、
あさひと一緒にゆっくりゆっくり成長してるんですかね。。
わたしがしてあげられることとは?
流れに任せようと決めてから、まだ一週間もたたないが、わたしの心は津波のように押し寄せる。
またいつかのように、ネットで調べたり、2年前の手帳を探したり、ブックオフに売ったはずのそれらに関する本を買い漁ったり、、わたしは穏やかではいられなかった。
流れに身を任せてなんていられるかって具合に。
今できることをしたい
今何をすべきなのかを知りたい
と。
そう思ったらやっとヒットした。
そこはあさひが赤ちゃんの頃何度かお世話になった小児科で、新たな外来診療が増えてた。
そして、まずはわたしが相談という形でいくことになった。でも、治療するのであれば、必ず本人が必要になりますと、そりゃそうだ。
告知の件も含めて、行ってみよう。
行ってスッキリするのか、さらに泥沼にはまるのか怖いけど。。
2年前の手帳に、その時受けたwisc VIの結果のメモが出てきた。四項目のうち、いちばん大きい数字と小さな数字の差が15以上あくと、そこには凸凹があるということ。
あさひはぴったり15だった。
だから極めてグレーという判断。
いちばん低かったのは処理速度が遅いということだった。苦手とするのは片付けや整理整頓。とっさの判断ができないとか、計画たててもこなせないとか、集中にかけるというか、、そのとおり。
あれから、この差はどうなっただろう。
あの時は、薬を断り様子見ますと帰り、、
学校生活もみてても、、まあ、小4男子アルアルだったかなと思うくらいにわたしも思えて、、
そのまま2年経過。
今回のをきっかけに改めて調べて思い返すと、
ほぼほぼ黒に近いグレーじゃんかとある意味確信した気がする。
同年齢の3分の2程度の発育らしいから、高学年になるほど、気づくパターンも多いのだとか。
まさにそれだなと。
塾に通うおかげで、勉強もできるようになった分、
わたしからの叱咤激励も増えた。
塾のやることが多すぎて、私が整理整頓してるけど、本当に1人じゃちっともこなせない。
かれこれ3年目の塾生活なのに、やるべきことがこなせない、言われなきゃできない。
相変わらず字は汚い。ひらがな多め。
毎日いってることなのに。
未だに てにをは を間違えるし、
計算も未だに四則計算の順番をど忘れするという勿体無いケアレスミス連発。
あんなに遊ばずやってるのに、やってもやってもできないのが可愛そすぎる。
基本プリントはぐちゃぐちゃ。
男子の親はうちもそうよというだろうが、、
違う気がする。生活の身だしなみもきちんとできない。毎日のように、歯磨きしなと言わなきゃしないし、、ギリギリまで出かける気配がないくらいあさひの時間を取り巻くアフタヌーンティーモード。
で、慌てて出てくから結局慌てる。忘れ物する。
色々調べると、人より体幹が弱く、常に痛い、かゆいとあちこち体の不調を訴えるとかもあった。
赤ちゃんの頃から誰かにもたれて座ってたからとおもってたけど、、未だにそうで。手を繋いできては体重をかけられる。
なんか色々思い当たります。
それがゆえのいいとこだってもちろんある。
幼いがゆえのピュアな感性。
いつもニコニコしてる。
いつまでも可愛い。
発想がユニークな意見をする。
怖いもの知らず。
正義感がある。行動力がある。
いざという時本番に強い。
これらは特性のメリットで、あさひもかなりあてはまる。愛すべき個性なのだ。
デメリットは、コツコツ努力が苦手。
だから漢字や計算が苦手。
注意散漫、上の空。
相手の気持ちが読みづらい。
片付け、整理整頓できない。
やるべきことはわかるのにできない。
時間の概念がないから後回し。
物を探せない。
毎日電気はつけっぱなし、鉛筆落ちても拾わない、
とにかく、、っぱなしなのだ。
勉強するけど、急に関係のない話はじめるし、
関係ない本とか読み出すし、
まるっきり危機感も緊張感もない。
りょうは、最大の武器だというけど、
いやあ、この時期そろそろ焦ってもらわないと。
などなどだ。
薬、、薬の良し悪しはわからない。
効く人もいれば、そうでもなかったり、
副作用も心配だし、
なくてもやっていける程度とも今は思うし、
ただ、、黒に近いグレーだと気づいた以上、
知らなくてはいけないのだと思った。
薬は怖い、確かにね。
そりゃ飲みたくないよ。
でもやっぱり、風邪引いたら風邪薬のむじゃん!
血圧高いと、下げる薬のむじゃん!
それと一緒なんだよね。
あさひはまだ決められなくて、親が決める年齢だから、
親の偏った意見で、薬は怖いから飲ませないと決めたくない。
今は、あさひがまだ小学生で近くの公立で、親の目が行き届くけど、、実はあさひがなんとも言い難い得体の知れないモヤモヤを抱えてて、、
それで改善できるならのみたいとおもうかもしれない。
インフルエンザの注射だって打ったし、副作用で入院して、ステロイドだって点滴した時期も少しある。苦しいから病院にいくんだ。
最初から、無視して飲ませないと決め込むのは傲慢な気がした。
豚肉を食べないどこかの宗教と一緒。
もちろんリスクはある。
リスクを負ってでも必要なときもある。
それが今なのかは、見極める必要はあるけど。
受験をさせて、良かったと思うし、
そのことで不器用なあさひが首絞めてるところも大いにある。
受験しなかったら、まだ多分気づかなかっただろうな。この苦しみも、悩みも。
ゲームばっかりして、今時の小6で、
怒られながら、あばれないあばれはっちゃくのように楽しく小学生を生きてたかもしれない。
まあ、想像もつかないほど、かけ離れた生活なので。
病院の予約がとれなくて、みつけたサプリを頼んでたのが昨日届いた。
最近になってようやく錠剤がのめるようになったのもあって薬の選択肢がふえたのもある。
昨日から飲み始めた。
これなあに?というから、
受験生色々大変だからさ、栄養偏らないようにだとか、、ビタミンとか、疲れを取るとか、そういうサプリだよ!とざっくり説明。
まあ悪くはなさそうで、お試しだけどもちろん高い。
1回分ずつ梱包され、いかにも高そうな箱。
それをみたあさひは、高そうだね、もう次はいらないからね、、と。
アルファベットがイマイチ読めなくて、よかったけど、箱におっきくDr.Dekisugiとかかれてます。
ちなみに出木杉くんになってほしいわけじゃないです。
でも、怪しすぎますよね?よめなくてよかった。隠そうと。
とにかく、、どんなあさひだろうが、可愛くて大事でかけがえのない素晴らしい子で。
どちらかというと、父親はさらにおかしいし、母親だって、んー片付けられない、、
だから、なるべくしてあさひが持ってる遺伝子で、申し訳ないというか、一家揃って凸凹家族は間違い無いんです。
だから、あさひを否定してないし、むしろ愛すべき個性な訳で、、
ただやはり心配なのは、体はもちろんのこと、だんだん手が離れていくことの、今までしてきたことのフォローに代わるものが薬なんだとしたら、それはありなのかなという結論。
不器用ですからと高倉健のように生きてくには、時代の流れが行き過ぎてると思うのです。
あさひがカメで、周りがうさぎで、、やっぱり見える世界が違うと思う。うさぎは、昼寝する余裕もあるけど、カメは休む暇なく地面みてるのかも。
そしてそこには童話のような逆転劇はないのかも。
そんなとき、損ばかりして辛い気持ちを背負わないように。
なにがいいのか、、。
色々あれこれ考えて、、私の頭もキャパオーバー。
とにかく確かな情報収集。
受験も、薬も。
わたしにはそれしかできない。
愛すべき個性
あさひの告白。
前からずっと思ってたこと、言っていい?
なんかさ、ママとかパパとかあさひは、人間で、
それ以外のクラスにいるみんなは人じゃなくて、野菜かなんかみたいにみえるんだ。
もしくは、周りが人間で、あさひが野菜とか?
前に見た「トゥルーマン・ショー」みたいな。
みんなは仕込まれた人で、あさひがトゥルーマンみたいな。。
それって変だよね、、変な考えだから言わないでねと。
わたしは、内心バクバクしながら聞いてた。
ちっとも変じゃ無いよ。ママも小さい頃、5人姉妹の中で私だけがちがうコなんじゃないかって考えたことあったあったと。
そっかあとあさひはニコり。
そこからあさひの哲学的な話、、地動説やら、人の始まりやら、平賀源内は実は、、的な話やらとにかく宇宙規模の大スペクタクルなあさひの理論を聞かされたわけで。とにかく、私はウンウンと聞いてた。
で、話は戻って、
クラスに36人ほどの友達がいて、人はあさひ以外にいないの?てきいてみた。
そしたら幼馴染のあの子と先生も人間。
いつも遊ぶ友達は?、、うーん、野菜かな。
プチトマトと輪切りのレンコン!て。
なるほどね、その例えわかるわ。笑
野菜たちの話があさひは伝わらないの?
あさひの話も伝わらない?
そういうわけじゃないけど、、
別に嫌なこともないし、、、
ただなんか、みんなと違う感じがする。
なんか違和感、、、
そっか、、、
やっぱり今回のこと、あさひはどう思ったの?
んー、別にらっきょに班決めされたくらいで怒りもないでしょって。。
いやあ、あさひはすごいな、すごいね!
その思考なら何があっても平気だ。
ママはあさひを頼もしく思うし安心したよ。
本当にそう思った。バクバクしながら。
なにかを感じていたんだ。
あさひの告白は、頼もしく安心もしたけど、
切なくもあった。
確かにあの一件以来、私は事あるごとに、
あさひに聞いてしまってた。
腑に落ちないいくつかの点を、、。
あさひの中では終わった。ことだったのに、
いつまでも不安な私の気持ちを察して
そんな話をしてくれたのか。
KYのようで、ちっともKYではないでないか。
あさひの強がりなのか、本音なのか、わからなく、 ただただ感性をすごいと思った。
薬の件も、私の中でモヤモヤ中で、
いくつかヒットした病院に電話したけど、繋がらなかった。
3か月まちとか、初診今とらないだとか。。
りょうちゃんに告白の話をした。
あさひはそれほど人を気にしてないんだなと。人づきあいも苦手かもしれないけど、俺ほどじゃない。でも一つ言えるのは、どこにいっても、いじめにもならないだろうと。よほどのひどいのは別として、、人が気にならないし、コバンザメになる気もないなら、多少のいじめ?嫌なことがあっても気づかないだろうって。一番ダメなのはコバンザメたちがそういうのばかり気にしてるからって。
あさひにこれだけは言って、人と違うて変なことではなくて、、素晴らしいことだから、これからはそういう時代だからと。
ほほう、りょうちゃんらしいや。
薬はどうする?
(そもそもりょうちゃんが薬推奨派でした。)
電話しても繋がらなかったんでしょ?
でも探せばまだ可能性はあるかも。
もういいよ。それが答えだよ。
縁がなかったんだよ。
それ、すごく大事。
流れに逆らってはダメ。
もし、探しまくって見つかって、
その治療に通うのに、あさひが急いでて事故ったら?結局それはやらなきゃよかったことになるよね?流れを変えようとしたから、こうなったと。
もし、万が一向こうからそんな話が舞い込んだらその時はのっかる。
そういうことだ、と。
なんか妙に納得。
りょうちゃん節。
そして、なんだろ。
俺とあさひは真逆だなと常々言ってるけど、
いやいや、2人の感性似てるなと今さらながら思った。
私は凡人でどちらかというとコバンザメだから。
りょうちゃんの言う通り、も少し、流れに任せてみようと思う。
モヤモヤの結論
一連のミラクルな出来事は、あさひにとってハッピーエンドで終わったけど、
聞けば聞くほど、考えれば考えるほど、
わたし的には腑に落ちないというか、、
あさひが、これでいいの!と言い張るから良しなんだけどね。
振り返りながら、ブログに吐き出してみて、
わたしはあることを思い出してしまった。
四年生の時に、発達診断を受けて、結果はグレーで、少し処理速度が遅いとか、片付けが苦手てか、、でもそれは男子あるあるなところもあって
結果的に明確な答えも出なかった。
ただ、状況判断をするというテストにおいて『皮肉』が理解出来なかった。
ある絵を見てテストするのだけど、、
散らかってる部屋にいる男の子に対してお母さんが、あなたは本当に片付けが上手でいい子ね!という。それについて男の子はどう思ったかを四択で答える。
あさひは、いい子ねと褒められて嬉しかったに〇。
答えは逆の意味。お母さんの嫌味に気づけなかったということ。言葉のまんまの意味を捉えてた。
あさひは、このお母さん意地悪だね、ちゃんと言わなきゃわかんないよともいってた。
先生が、小4だとこういうことには気づけてもいいはずと、、今後こういうことで、困ることが出てくるかもしれないと、、
その時はピンとこなかったけど、、。
今なら理解してるのだろうか??
もしかしたらこういうことなのかもしれないと、
今気付いてしまった。
人の気持ちの裏を読めないというか、
りょうちゃんが懸念してた、あまりにもあさひがずる賢くないから世の中渡っていけるのかの心配。
ああ、やっぱりあるのかもしれない。あるのだな。
だとしたら、、、本当に毎日あさひは頑張ってる。
だから、言っても言っても、ノートの字は汚いし、相変わらず一冊に算数と理科がごっちゃになったり、集中はとぎれるし、
だから、先生が金曜2時間目といったらそれ以前の根回しなんて想像もつかなかったというのも腑に落ちる。
こんなに一生懸命日々やってるのに、あまりできていないのも、このせいなのかな?とか
そもそも読解力に問題があるのでは?
でもきっとこの特性のおかげで嫌なことも忘れるのだなとか、
覚えててほしいことも抜けちゃうけどとか、
だからニコニコしていられるのだなとか、
こんなにガミガミ言われても1日の終わりにはママ一緒に寝よと可愛いことを言うのだなとか、、
だから、根本が幼いんだな。
あの時はお断りしたけど、薬を飲めば違うんだろうか、あさひは楽になるんだろうか、、
ほんとのとこ、あさひはどう思ってるんだろう。
生きづらさを感じてはいないのだろうか。
これは単なる社会に生きてく上で誰もが通るあるあるなんだろうか?
わたしが敏感にあれこれ考えちゃうだけなんだろうか?
どんどん大人になるにつれて、子供のことなんて、
わからないことだらけだ。わからないから不安だしあれこれヤキモキする。100を知ることなんてもうあり得ないし、本当かどうかもわからない。
あさひが社会に出ている証なのだから。
親はモヤモヤするばかり。
あと半年乗り切ってほしい。
薬があれば、少し楽に乗り越えられるのかな。
薬を飲んで、症状が落ち着いても完治はしないのだ。結局はコレとうまく付き合うしかないわけで。
わたしは気付いてしまったけど、
あさひは気付いてないのだからこのまま行くしかないのかとも思ってみたり。
結局、この一件は面白おかしかったのだけど、
わたしにはモヤモヤだけが残った。
全て、わたしの考えすぎなんだろうか。
青々。
今日ははじめての外部模試。
そして、憧れの青学に来てます。
本番さながらの雰囲気を味わえるかな?
わたしはキャンパス内の青々した木々の木陰のベンチで涼しげに待ってます。
ああ、心地よすぎる。
一歩も出たくないほど快適。
緑が、風が気持ちよくて、昼寝できたら最高!
あさひ頑張れ。
大どんでん返し
あさひが学校に行ってる間、気が気じゃなかった。
受験の最大の代償はこれか!とも思った。
友達と放課後遊ぶなんて、ほぼほぼないから。
クラスでのあさひの立ち位置もよくわかった。
運動会の終わりの言葉で、
組体操が成功できたのはこの仲間だからこそ。
この仲間と卒業までの残りたくさん思い出をつくりたい!
そう言ってたのに、、
せつなすぎるよーーー!
あさひの下校まで長かった。
四時帰宅。
なぜか笑顔。
どうなった?
逆転勝利した!
えっなんで?意味わからんかった。
昨日、帰り際に、やつに。
Oくんだけはもらうから!と言ったんだ!(←聞いてない聞いてない!)Oくんの前で。
結局、先生には朝会えず、
普通にみんなに おはよっ て言って、一緒の班になりたかったコ達に、一緒になれたらいいね!と最後の一押しをしたらしく、、、
そしたら一番なりたかったOくんが、行動班で一緒に組もうって。
実は、いろいろ決めつけられ少し不満だったらしく。
そしたら、別の子があさひ一緒になろ!て言ってくれて、ありがとういいよ😊!て。
他にも声かけてくれた子がいて、その子には
ごめんね、いつかまた今度ね!て。
(←今度ないからー、、急に器用になってるし!)
とにかく…一夜明けて事態が急変したのだと。
神は見放さなかった。
しかも、そいつは、自分で仕切りながら最後の最後に急にメンバー入れ替えはじめて、裏切り行為を行い、、泣かす!裏切り者ーと怒号が飛ぶ。
とにかく修羅場だったらしく、、
最後はうまく収まったらしいけど。。?
先生は、最初からくじ引きする気はなかったらしく、みんなでうまく解決してほしかったみたい。
それもすごいなーー。
あさひ的には結果オーライみたいで、、ニコニコで帰ってきたので、一安心だけど。
危うく、心に傷を負うとこだった。
記憶が一気にハッピーに塗り替えられてた。
あさひ、今回なにを学んだ?って聞いてみた。
うーん、待つ!かな、、と。
いやいや違うしょ。
根回し大事でしょ!
でも奴らは5日間ずっと決めてきたのに、あさひは最後1日キャンペーンをしたら、声かけてくれたんだよと!
いやいや。リスキーだよ、それは。
じゃ、なにが、いけなかったのかな、、と聞くと。
太鼓と小1かな。
確かに。そうだね。
でもわたしは、今回
あさひの強さに、またしても、すごく感心したんです。
普通、言うか?もらうから!て。
カッコよすぎっす。
焦ってたくせに、どのツラ下げて言ったんだろ。
ま、やつは、スルーしたらしいけど。
泣かされた子をなぐさめ、班は別だから一緒に班長になろ!と決めたらしいです。
こんなミラクルあるんですね。
あさひのいざという時の底力というか、
ブレない芯の強さというか、、
なにも立ち入れない、ハラハラドキドキな、
1日だったけど、自力で解決できたことが
本当に良かった。
あさひが不器用なのか、器用なのか、全くわからない。男子って謎すぎます。
ただ、正直者はバカを見るだけでなく、
見てくれてる人は必ずいる。と言いたいです。