不条理
先日、きょうこせんせいの最後のセミナーに行きました。
残り二ヶ月の過ごし方や過去問対策の具体的なやり方などについて。
もう今更、急激に偏差値をあげるのなんてのは無理でいかに、とれるところを落とさないというのが重要!
そしてゴールに向けて、さまざまな罠にはまらないよう突き進むこと。
慢心、失速、奢り、流感、不安、プレッシャー、季節柄イベントごとなどの誘惑、特番などの誘惑、その他数々の見えない敵を相手に。
12歳のこどもにとっては非常に酷だが、ここにきてゴール手前で、試される時期なのだ。
最後まで辛いわ。
もはや精神論。散々詰め込んできた重たいリュックを背負いながら最後までたどり着けるか。。
一番印象に残った話は、、
中学受験ほど、不条理なことはないと。
あるお父さんの話。
今まで、こどもに小さい頃からなんでもがんばればできるようになる。やればできると教えてきた。
そう教えながら、習い事をがんばらせてきた。
頑張ってもやっても、結果になかなかつながらない。やってもできないのが、中学受験なんだということをはじめて教えることになる。と
だからこそ、一つでも勝ちを。
そして、こども以上に親が動揺してはいけない。
いくら心構えしても、顔に出てしまいそう。
そうだな。
わたしもずっとそう言い続けてきた。
これを乗り越えたらあさひはすごく成長するんだな。わたしも母として。
そして、きょうこ先生はこう話してくれた。
合格したら、、今までどんな日々でも全てが良かったことになる。自信をもって間違いではなかったって証明される。
でも落ちたら、全否定される。
もっとこうすればとか、、悔いだけが残り、全ての日々が失敗だと思ってしまう。それが合格の不条理、不合格のやるせなさだと。
中受は、そんなオセロの白と黒みたいな単純に割り切れるものではないんです。
終わった頃には、みんな一人一人違って、
複雑にカラフルに彩られているはず。
白か黒かではなく、カラフルなそういう終わり方をして下さいと言われた。
わたし、心の中で号泣。
やればできる。
やってもできないこともある。
でも、あなたがやってきたことは間違いではない。
初めての大勝負まで、、あと59日。