ピアノ
3年ぶりにピアノを弾きはじめた。
一切ママは口出ししないで、一人でやってみるというあさひの決意とともに。
曲は聞き慣れた、Waliking Tomorrow
耳が覚えてるから、メロディを掴むのは簡単で、左は難しそうだったけど、
じっくり、2、3回何小節か進めてはいきなり暗譜するという、、
凡人のワタシには理解不能なやり方ですらすら進めてた。
いつの間に楽譜を読めるようになったん?
5年間みっちり手取り足取りやっても最後まで楽譜読めなかったのに、
なんでだ?
結局、親はなくても子は育つのだな。。。
あんなに戦わなくても、良かったのだな。。
振り返ってみると、ワタシとあさひの場合そんなこと多々ある。
ワタシの心配をよそに、出来てしまうこと。。
きっと今の単語が覚えられないという困難も学校卒業する頃にはすらすら頭に入ってるんだろうか?でも、それじゃ、成績には反映されず遅いんだがな。。
タイムリーじゃないから、ワタシが焦ってしまうのだ。
それが発達が遅いということなのか、、、?
いづれ追いついてくると。。。
本人は不自由さに気付いてはいない。
でも、久しぶりに流れてくるあさひのピアノに癒される。
イラついてる時もあるし、口出したくなる時もあるけど、
こっちはじっと耐える。
そうすると、また流れてくる。
束の間の至福の時間が嬉しい。
もちろん昔の曲はもうきっと弾けない。
弾かなくなったらいとも簡単に忘れてしまう。
だからつい、ピアノをやらないとまた、あれ今日はやらないの?やりなよと言ってしまう。
そうするといやいや弾き始める。。。
いけないいけないと思いつつ、、聞きたいのだ。ご褒美時間を。
きっと、ピアノに触れるのも自粛セイカツの間だけだろうな。。
あさひはきっとピアノを選ばない。
もったいないと思って、また強制したくなるのを堪える。
あさひのピアノ好きなのにな。。本人は気付いてない。
弾けるようになると楽しいと言ってた。
ママが怖すぎてピアノが嫌だったとも。
忘れないように、コツコツ続けさせたかった、だけだけど、良くない親でした。