ハレ男
朝起きて、青空。
今日はいける!そんな気がした。
さすが晴れ男!いい気分でしかなかった。
実際、わたしの妹たちからも、さすが晴れ男だね!がんばれメールが届いたり。。。
あさひの都大会準決勝。
今日はホームでの試合なので、無観客。
祈るしかない。
でも、なんかいける気がした。。
わたしは午前中、読みかけの”0フォース”を一気読み。
わたしには少々難しくなかなか時間がかかり、
わかるところとまだまだわからないところと、、またいつか読んでみようと思った。
そもそも、わたしには小さい頃からの日本の習慣も文化もあまり根づいてなくて、
かと言って、あちらの文化もそんなに知るわけでもなく、
結婚して初めてお盆の慣しや日本式のお葬式を知ったわけで、
春夏秋冬の節目の日も、単なる祝日くらいにしか思ってなかったわけで💦
日本に古くから伝わる縄文の慣しや、日本語の起源みたいなものについて書かれてた。
ラッキーなだけの祝日ではなく、古くからその意味のある大事な日だということも。。
読んでて、この歳でそれを意識する自分に恥ずかしくもあり。。
言霊が大事とされる理由も書かれてる。そうやって、今の言葉ができたと。
奥深く面白かった。
そして、クライマックスに向けて、
読み進むうちに、あさひを重ね合わせてしまうのだ。(親バカだ!)
____『ハレ』こそが、フォースだった
『ハレ』こそが神聖言語の核心なのだと。。
『ハレ』とはお日様が照ってる状態をさすが、古代はどんより曇ってる状態から雲がなくなり清々しく晴れ渡る変化を『ハレ』というのだとか。
日本には昔から、『ハレ』と『ケ』という概念がある。
『ハレ』は特別な日。晴れ着。晴れやか。晴れの日。晴れの門出。
『ケ』はなんでもない日常。
現代では、特にハレとケの差がなくなってきたように思えるが、
『ケ』があってこその『ハレ』という意識を忘れがち。と
朝から、よ!晴れ男あさひと気持ちよく送り出したのを
思い出して、読みながらゾワゾワした。
あさひって名前も、りょうちゃんがある日突然、とある公園で思いついたんだよね。
改めて聞いてみると、なんか降ってきたんだよね、、それで二人で本屋に言って、名前辞典開いた時に、メガネをかけている、、って書かれてて、二人とも眼はいいから、その時は❓
だったけど、今思うと、当たってるよね!だって。
日の昇るイメージ
暗闇から光をさす前向きで勢いのあるイメージ
希望の光を感じさせる旭
周りを明るく照らし、あたたく見守る人になるよう旭 に願いを込める
旭というなのリンゴがあって、りんごは知恵の実であるというのも知ってなんか気に入ってた。
という、あさひの名付けた当時を思い出した。
ああ、いっぱいいっぱい想いを込めてたなって笑
確かにあさひの周りの家族みんなを明るく照らしてくれてる。。
降って湧いた旭と名付けたりょうちゃんもブラボーだし、
朝から、ハレ男、ハレ男と。。笑笑
日本語、言霊、、古き良き日本の大事なことに思いを馳せた。
結局、その日の準決勝は、負けた。
でも、あさひからのラインで”いい試合ができた”と一言きた。
強豪校相手にさぞかし惜しかったんだろうと思ったけど、結果は50vs7のボロ負け。。
夜遅くに、やっと試合の映像が届いた。。
点数的にはボロ負けだけど、、
あさひは、、勇者だった。
負けたけど、あさひなりにいい試合だった。。確かに。
何度相手に体当たりしてるだろう。
持ち上げ、
ぶつかり、転がり、
投げる、走る
本当に本当にいい試合だった。
一緒にビデオ見ながら振り返り、勝てると思ったんだけどなーでも相手は強かったって。
あさひが悔いなくそう言えるなら、本当にその一言に尽きる。
滅多に褒めない監督にも褒められ、
ビデオを見てても歓声が上がるほどのタックルだった。
体はボロボロです。
頬に膝が入り、脳震盪か❓
脇腹を踏まれ、肉離れ❓
それでも、あさひの満足度が半端なくて、
やっぱりいい日だったと思った。
そして、大事な冬至を迎えるまでにこの本に出会えたことも奇跡。✨